高岡御車山祭
北陸を代表する祭りを映像記録
ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の一つで、国の重要有形無形民俗文化財に指定されている祭りを毎年、生中継し、後日まとめ番組を制作しています。山車を飾る超絶技巧の飾り金具は全国一、二を争う美しさ。加賀藩が豊臣秀吉から受け継いだ御所車をルーツとする由緒ある祭りです。
高岡ケーブルネットワークの永年継続事業です。
2023年度
4年ぶりに7基が揃っての奉曳。勢揃い式は和装の角田悠紀市長が市長就任後初めてあいさつしました。午前中は快晴でしたが、時折10m/s近く西寄りのやや強風が吹き、花傘が大きく揺れました。途中、花傘が壊れるアクシデントに見舞われる御車山がありましたが山大工らが休憩返上で応急処置、午後3時半ごろわずかに雨粒が落ちたものの、7基そろって最後まで奉曳しました。この日は平日で大型連休の谷間でした。新型コロナの規制解除もあって大勢の見物客が訪れました。
中継は、高岡ケーブルネットワーク本社スタジオで相本芳彦・小林奈央が解説しながら進行、現地リポートは小林佑佳・毎田葵が担当しました。
この年3月13日、感染症対策のマスクは自主判断となり、5月8日には感染法上の分類が2類から5類に変更されて日常生活が戻りつつあるなかでの開催。順路や時間はコロナ以前に戻りました。祭り関係者は、約8割がマスクを外し、喜びにあふれた表情を見せていました。
中継の最終盤、インターネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者の西村博之さんが飛び入りゲスト出演されました。
7基合わせて26輪の車輪の修理が2007年以来2022年度で終了し、新しくなった車輪での奉曳でした。
2022年度
新型コロナウイルスを乗り越え、3年ぶりの奉曳を目指しましたが、5月1日は朝から雨となり、天候回復が見込みないため15年ぶりの全面中止となりました。御車山祭の奉曳は雨天順延しません。
中継は第1部のみ。高岡御車山祭会館2階の実況席は相本芳彦・小林奈央、山宿や母衣宿などのリポートは小林佑佳・毎田葵が担当しました。
この年の御車山祭は、コロナ対策として奉曳や所望の短縮が行われました。
→2022年動画【アーカイブ配信】高岡御車山祭2022
→2022年新春特別番組「相本芳彦VS雷鳥 高岡・射水ヤマヤマ対決」 新湊曳山祭と比べながら、御車山祭について楽しく学ぶことができるクイズ番組です。詳細はこちら。
2021年度
新型コロナウイルス感染拡大のため7基そろっての奉曳は2年連続中止となりましたが、伝統文化継承のため代替事業(小馬出町特別奉曳/木舟町組み立て/4か町囃子演奏)が行われました。高岡ケーブルネットワークはこの模様を約5時間にわたって生中継しました。
2019年度
令和改元の初日という記念すべき日に祭りが行われました。
御車山の魅力 短編動画シリーズ
- 2021/06/04