高岡ケーブルネットワーク

特別番組

ケーブルテレビは、高岡市の歴史に残る出来事や文化的行事を記録してきました。2009年の高岡開町400年事業や、2015年の北陸新幹線新高岡駅開業、2016年のレスリング登坂絵莉選手金メダル凱旋パレードなど、ここに掲げた特別番組を見るだけでも高岡市の最近の歴史を振り返ることができます。ここでは、ハイビジョン化した2008年以降の特別番組を紹介します。
9ch 12ch

最新の放送内容

高岡ケーブルネットワーク特別番組制作の歩み

富山県内ケーブルテレビ局共同制作特別番組の歩みはこちら

2024年6月 報恩感謝の弥栄節~金屋町「御印祭」の記録

2023年にコロナ禍を乗り越えて4年ぶりに行われた町流し、有礒正八幡宮での奉納踊りなどを収録し、この祭りの歴史をあらためて振り返っています。

[インタビュー]NPO法人金屋町元気プロジェクトの加藤昌宏理事長、金屋町自治会の嶋田一成会長、ヤッホーの会踊り指導員の新保智子さん
[制作著作]御印祭実行委員会[協力]有礒正八幡宮 金屋町自治会 高岡市鋳物資料館 株式会社平和合金。文化庁の文化芸術振興費補助金(地域文化財総合活用推進事業)を受けて制作されました。30分。

[制作協力]とやまソフトセンター

2024年1月 令和6年能登半島地震高岡市関連情報(30分)
(2024年1月19日公開)

2023年8月 源多良太鼓~和の「心」を未来へ~(30分)
結成35周年を迎えた和太鼓団体を追ったドキュメンタリー。「高校3年生で引退」という慣例を覆し20歳前後の女性4人が新ユニットを結成、一方で中学生・高校生の8人組ユニットが全国大会で初受賞。そしてなぜかセルビア人男性が練習に参加するようになるなど、活気が生まれている団体を取材した。

2023年7月 おまつりニッポン「伏木曳山祭けんか山 重さ8トンのぶつけ合い」

4月から全国で放送が始まった日本ケーブルテレビ連盟のシリーズ番組「おまつりニッポン」に参加し、県外視聴者向けに15分番組を制作した。けんかから始まったヤマのぶつけ合いが「和」の祭りとして受け継がれていることを主題とし、「2002年から認められた女性の参加」「園児たちのミニかっちゃ」「細かく決められたルール」「秘伝になっている準備作業」「カメラ取材が制限されている検尺」などをコンパクトにまとめた。15分。

2022年12月 雲龍山勝興寺国宝指定記念番組「時を刻む大伽藍」

10月の文化審議会答申を受けて12月に国宝に正式決定された勝興寺。指定の理由となった文化史的な意義をふまえて、寺の歴史と建築物の評価など分かりやすくまとめた。学芸員・大工・観光ボランティアの3人にインタビュー。30分。

[制作協力]とやまソフトセンター

2022年12月 勝興寺国宝指定の理由を読む

国宝に指定されることになった伏木の勝興寺について学ぶ講座が2022年11月27日、高岡市生涯学習センターで開かれ、勝興寺文化財保存・活用事業団の専務理事で、学芸員の高田克宏さんが国宝指定の経緯と勝興寺の価値について解説しました。

高田さんは、1998年から進められた平成の大修理とそれと並行して行われた学術調査の成果を分かりやすく解説しました。本堂の荘厳な大空間に建造物としての価値があるのはもちろん、それが加賀藩と浄土真宗本山と地元の民衆の三者によって築かれたという文化史的な意義に注目してほしいと話しました。また「大広間及び式台」は、真宗寺院の対面所が江戸時代前期からどのように発展したかをたどることができるとして、歴史的価値が認められたと解説しました。

2022年12月 「神迎えを守り継ぐ 高岡御車山祭二番町宵祭2022年の記録」

高岡御車山保存会と二番町自治会が祭前日に行う神事「遷宮の儀」などを紹介。祭りを受け継ぐ山町10町のうち、遷宮の儀は高岡関野神社の祭神を二番町の山車に移す神事で口頭で伝承されてきた。。馬上ちょうちんを持つ男児や紋付き羽織はかまを着た山役員が同神社に赴いて神事を行う。神体を担ぐ山役員らが練り歩く「道楽(みちらく)」や、御車山会館で行った宵祭も収録。1652(承応元)年、二番町に当時の行政機関「町会所」が設けられたことや、御車山のルーツとされる御所車が描かれた「御所参内・聚楽第行幸図屏風」も紹介した。ナレーターは女優の紺野美沙子さん。29分。

[制作協力]とやまソフトセンター

2022年3月 「高岡市芸術祭50年の歩み」

高岡市芸術文化団体協議会は1971年(昭和46年)4月16日に創立されました。初代会長に西 泰蔵氏就任しました。発起人は、吉田邉山氏(都山流尺八奏者)、京谷準一氏(当時 かたかご幼稚園長)、河崎雅栄氏(生田流箏曲奏者)、 宮下舜爾氏(作曲家)、可西希代子氏(舞踊家)、 金森幸介氏(宝生流能楽師)、藤間勘登栄氏(藤間流 日本舞踊家)、鍛治岳裕氏(詩吟宗匠)の8人。第15回(1985年)に特別記念公演「舞踊劇『紅葉姫』」(脚本・演出/守山進)、第20回(1990年委)に合同公演『竜女と枡形濠』(総合演出:可西希代子)が演じられました。1998年から実行委員会形式で運営されてきましたが、2007年(平成19年)に邦楽・洋楽・華道・茶道の4部会制となり、芸術祭企画運営委員会と自主事業検討部会が設置されて芸団協・事業団・作家連盟の3者が芸術祭を主催するようになりました。2020年が50年の節目でしたが、コロナ禍で1年延期され、2021年に第50回芸術祭が開かれました。97分。

2022年1月 新春特別番組「相本芳彦VS雷鳥 高岡・射水ヤマヤマ対決」

2022年9月に第48回日本ケーブルテレビ大賞番組アワード奨励賞(コミュニティ部門)を受賞。曳山祭の知識を競うクイズエンターテインメント番組。山車の数・構造などの簡単な三択クイズから始まり、掛け声や囃子など音にかかわるクイズ、キリスト教との関連を問う歴史クイズ、映像早押しクイズなど、いずれもディープな祭り愛好家にも飽きられない内容です。250年前にあった曳山騒動という歴史的事件を念頭に表面的には対決という形をとっているものの、歴史のわだかまりを修復するための2つのケーブルテレビ局に課された時代を超えるミッションとして制作されました。2市の市長の応援メッセージという仕掛けもそれを意識しています。コロナ禍のため対面取材を極力回避しアーカイブスを活用しました。祭り当事者が画面に出てこないという難点はあるものの、祭りに特化したクイズ番組は「お祭り大国」富山県にあって初の試みです。

射水ケーブルネットワークと共同制作。60分。 ➡さらに詳細 ➡YouTube動画

2021年10月 勝興寺建築フォーラム

伏木にある国の重要文化財、勝興寺の文化財としての価値を学ぶフォーラムが10月30日、伏木コミュニティセンターで開かれ、一昨年まで3年間勝興寺の調査にあたった東京藝術大学教授の光井渉さん(美術学部建築学科教授)が基調講演を行い、勝興寺は江戸時代の上質な建築で境内の景観がほぼ残っていると話しました。その上で、全国に2万あまりある浄土真宗の寺院のうち、歴史的建造物として卓越した価値が認められるのは勝興寺を含む10の寺院だと指摘しました。フォーラムには、約100人の市民が参加し、勝興寺の魅力を発信する必要性を確かめていました。

2021年5月 御車山祭代替事業「生中継 御車山2021工芸の美と囃子の謎」

新型コロナウイルスのため中止になった高岡御車山祭に代えて、伝統行事の継承を目的にした代替事業が5月1日に行われました。コロナ禍で人々が集まることが制限されたため、ヤマの特別奉曳と組み立て、4つの町の囃子演奏を、高岡ケーブルネットワークが全面支援して生中継しました。小馬出町のヤマが、会館を出て小馬出町まで約800メートルを特別奉曳、途中、神社に向かって神事が本番さながら執り行われましたが、午前11時頃に雨が降り出したため、予定を早めて曳き納めが行われました。一方、御車山会館では、木舟町のヤマの組み立て作業が行われ、約20人ほどが掛け声を合わせて高さ約6メートルの心柱を立てる場面が初めて生放送されました。午後からは4つの町の囃子方が約2年ぶりの演奏を順に披露しました。市の教育委員会に保管されている69年前に録音された囃子の貴重なレコードが再生され、関係者が今の音色と比較しながら耳を傾けていました。4時間55分。
【出演】太田豊(雅楽演奏家) 【リモート出演】大熊敏之(日本大学芸術学部教授)
【進行】相本芳彦、太田明里、【リポート】小林佑佳、小林奈央

2020年5月 コロナ臨時休校メッセージ放送の記録「学校で待ってるよ」

37校の教職員約1000人が子どもに届けたメッセージ集。4月16日に新型コロナウイルス緊急事態宣言が県内に拡大しました。翌17日午前、市教育委員会から教育支援動画を自宅にいる児童生徒が見られるようにと協力要請があり、「122chで放送」「ネット動画配信」の支援を決め、放送は23日から、動画配信は月末か5月上旬から行いました。教科ごとにばらばらに送られてくる48動画を整音するなど編集、4月23日から1日8時間の放送に間に合わせました。その後、5月末まで、教育支援動画は5回内容を変えて計240コンテンツのべ35時間を繰り返し連日放送しました。一方、登校できない児童生徒に対する「教職員メッセージ」の放送を提案したところ、市立学校37校から各3分程度のメッセージが計約90分集まり、3回内容を変えて、計111コンテンツのべ6時間繰り返し連日放送しました。特に、3回目のメッセージは教職員が多数出演する前例のない記録番組となったため、DVD「コロナ臨時休校メッセージ放送の記録『学校で待ってるよ』」を制作し、全校に寄贈しました。80分。

2019年12月 「田圃の見える珈琲店~二人が選んだスローライフ」(25分)二上町のMei-Sun Coffee
2019年12月 「令和と越中万葉を語る 中西進・坂本信幸・小島ゆかり」(70分)
2020年10月 万葉集全20巻朗唱の会2500人動画リレー

2019年 高岡ケーブルネットワーク創立30周年記念番組「雨晴絶景物語」

富山県を代表する観光地、雨晴海岸のシンボル女岩の知られざる話題を多面的に集めたドキュメンタリー。富山湾に浮かぶこの島は、周囲80メートル、標高12mしかない小さな岩だ。その上に1本のエノキが枝を広げている。背景は屏風を立てたような3000メートル級の山々が連なる北アルプス立山連峰。この奇跡的な風景を撮影するために大勢のカメラマンがやって来る。中には年間200日も通う人もいる。なぜ人々は惹きつけられるのか。一方で、この貴重な景観を守るために、さまざまな人々が力を注いできた。住民たちはエノキが倒れないように海を渡って添え木を運び入れた。そんなエノキがかつて枯死の危機に瀕したことがあると樹木医が回想する。毎年春になると樹木医がボートで海を渡って上陸し、崖をよじ登って診察を行う。そこにテレビカメラが同行する。わずか2畳分の広さしかない頂上部分でカメラがとらえたもの、そして樹木医がそこで語ったことは……。4K制作、30分。

2018年5月 御車山祭ダイジェスト2018

2019年5月1日に元号が新しくなることから平成時代最後となる御車山祭が5月1日、行われました。この日は、天候に恵まれて最高気温25.1度と6月下旬並み。正午には片原町交差点に7基のヤマが2年ぶりに勢揃いし、観客からは拍手が起こりました。勢揃い式では高岡御車山保存会の志甫和彦(かずお)会長が「これからも保存継承につとめていきたい」とあいさつし、髙橋市長が祝いの言葉を述べました。この年、団体ツアー向けの観覧席が初めて設けられ、東京や大阪からのおよそ百人が勢揃いを楽しみました。

2017年11月 「車輪の美を守り継ぐ~高岡御車山祭」(25分)4K制作
2017年10月 万葉トーク「家持の歌に心寄せて」佐佐木幸綱・剣美幸・坂本信幸

2017年11月 演劇「大伴家持 剣に歌に、夢が飛ぶ」

大伴家持生誕1300年を記念して演劇「大伴家持 『剣に歌に、夢が翔ぶ!』」が11月26日、高岡市民会館で上演されました。和泉元彌主演。

脚本が竹山洋さん、音楽は三枝成彰さん。家持役を狂言師の和泉元彌さん、坂上大嬢役を女優のとよた真帆さんが演じ、市民参加のエキストラと合唱団もステージに立ちました。
前半の第1幕では、家持が叔母の坂上郎女と妻の坂上大嬢との間で揺れながら歌詠みとして成長し、越中に赴任するまでの場面が演じられました。後半の第2幕では、家持が藤原仲麻呂との権力闘争に巻き込まれる一方、最後は叔母の教えを守って万葉集をまとめるまでの物語が描かれました。市民参加のエキストラは、兵士役で参加し家持と激しい殺陣を繰り広げました。また、市民参加の合唱団は、家持がつくった和歌「かたかごの花」などを三枝さんの曲で歌いました。可西舞踊研究所のメンバーも華麗な踊りを披露し壮大な万葉集の物語を華やかに締めくっていました。

2017年9月 つくりもんまつり2017ダイジェスト

野菜や草花を使った見立て細工を展示する福岡町つくりもんまつり。江戸時代から続く五穀豊穣に感謝する奇祭ですが、この年3月には「ふるさとイベント大賞」内閣総理大臣賞を受賞しました。小学校や事業所、自治会など32の団体から合わせて38の作品が出品され、出来栄えが審査された結果、最高賞には中島町青年会の「コイ舞」と末広町自治会の「末広ガネーシャ」の2作品が選ばれました。「コイ舞」は映画「美女と野獣」を題材にした作品で、唐辛子のカーペットや野菜でできたステンドグラスが注目を集めました。「末広ガネーシャ」は、インドの神様を表現した高さ5メートルもある作品で、カボチャのスイッチを押すとトウモロコシの皮などでつくった耳が動く仕掛けが話題になっていました。このほか、高野豆腐で作った将棋の駒を持っている藤井聡太四段やユネスコの無形文化遺産に登録された御車山祭、新湊大橋をランナーが走る富山マラソンをテーマにした作品などが訪れた人の目を引いていました。

2017年5月 御車山祭ダイジェスト2017  ユネスコの無形文化遺産に登録されてから初めてとなる高岡御車山祭。午前は雨のため中止になったものの、天気が回復した午後からヤマが曳き回されて大勢の見物客でにぎわいました。午前中の曳き回しと片原町での勢揃い式の中止は10年ぶり。午前10時半ごろには雨がやんでヤマの組み立てが行われ、山町筋の郵便局あたりに7基のヤマが次々に集まりました。午後2時すぎ、後半の曳き回しに先立って、前田家18代目当主の前田利祐(としやす)さんが髙橋市長と石井知事らとともに訪れ、山町の理事を激励しました。後半の曳き回しは午後3時すぎから予定通り行われ、優雅な囃子と車輪のきしむ音を響かせながらヤマが町内を回りました。市内の小学校中学校が一斉休校となったことから子どもの姿が多くみられました。

2017年3月 「菅笠」総集編(栽培編・笠骨編・笠縫い編)


2017年3月 「室崎琴月 幻の童謡」(5分)没後40年記念コンサート
童謡「夕日」で知られる高岡市出身の作曲家、室崎琴月の没後40年を記念し高岡古城公園で3月20日、ミニコンサートが開かれました。琴月の命日である21日を前に、戸出ハーモニカ愛好会が開いたものです。公園内の顕彰碑の前で、メンバー5人が琴月の作曲した童謡6曲を次々に披露しました。このうち「蛙の学者」(渡辺増三作詞・1925年)「田螺のお家」(野口雨情作詞・1926年)「やさしい花」(浜田広介作詞・1930年)「春の雲」(野口雨情作詞・1932年)の4曲は、東京大空襲で焼け焦げた楽譜を琴月の長女、故信子さんが20年前ほど前に復元した作品です。

2016年 雨晴有情シリース 2015年から2016年にかけて、女岩周辺の情景に撮影した短編映像集です。「遠望」3分30秒、「暁景」4分30秒、「曙光」3分30秒、「雪景」2分30秒、「旭日」5分00秒、「月光」4分00秒、「朝陽」4分00秒、「白雲」5分00秒、「夕暮」3分00秒の計9シリーズが制作されました。

2016年12月 世界に誇る祭りへ 山・鉾・屋台行事ユネスコ登録
高岡御車山祭を含む国内33の「山・鉾・屋台行事」が12月1日、ユネスコの無形文化遺産に登録されることが決定しました。エチオピアで開かれたユネスコの政府間委員会で日本時間の1日午前2時2分に決まりました。これを受けて、高岡市では朝9時、市役所に登録を祝う懸垂幕が掲げられました。午後4時からは、山町筋にある御車山会館で各町内の理事や市の関係者などおよそ40人が集まり祝賀セレモニーが行われました。登録が決まって初めての日曜日、「富山の曳山魅力推進大会」が高岡テクノドームで開かれ、高岡・魚津・城端の3つの祭り関係者合わせておよそ300人が参加しました。石井隆一県知事が喜びの言葉を述べ、映像上映や囃子を演奏して無形文化遺産への登録を祝いました。最後に3つの祭りを代表して高岡御車山保存会の田井佳夫会長が決意表明を述べました。
高岡ケーブルネットワーク・NICETV・となみ衛星通信テレビの3社共同制作。

2016年11月 「伏木錬成館バトン教室40周年記念リサイタル」
県内を代表するバトントワーリングの団体「伏木錬成館バトン教室」が創設から40周年を迎え、記念のリサイタルが11月19日に福岡町のUホールで開かれました。バトン教室は1976年、伏木錬成館開設10周年パレードの鼓笛隊として創設されたもので、1997年からほぼ毎年全国大会に出場し、2014年2015年は部門は違うものの2年連続して第1位を獲得するなど強豪チームとして知られています。

2016年10月 第1回万葉故地サミット
大伴家持生誕1350年を記念して開かれました。全国10自治体が参加し、共同宣言が採択されました。

2016年9月18日 登坂絵莉凱旋パレード中継

リオデジャネイロ オリンピックのレスリング女子48キロ級で金メダルを獲得した登坂絵莉選手の凱旋パレードと市民栄誉特別賞の贈呈式が9月18日に行われました。パレードは高岡大和前の御旅屋通りから市民会館までの約650メートルで行われました。朝からあいにくの雨模様となりましたが、パレードが始まる午前10時少し前に止み、登坂選手をひとめ見ようと沿道に観客25000人(市発表)が詰めかけました。「おめでとう」と祝福する声に、登坂選手はメダルを掲げながら手を振って「ありがとうございます」とこたえていました。パレードに続いて市民会館で市民栄誉特別賞の贈呈式が行われました。降水確率90%で予想通り朝から強い雨が降っていましたが、20分前に雨がぴたりと止み、30分間のパレードが終わるとまた雨が降り出すという奇跡的な天気でした。オリンピックの決勝で残り13秒から逆転したのと同じような劇的な展開でした。

2016年5月 御車山祭ダイジェスト 
ゲストに郷土史家の樽谷雅好氏(市内在住)と京都の祭礼研究者(同志社大学院生)を招き、スタジオと現場を結んで放送しました。御車山祭はミステリアスというテーマで民俗史的な観点から謎解きに挑みました。ユネスコの世界無形文化遺産登録の話題もとりあげました。

2016年5月 「高岡御車山祭1940年の映像を読み解く」(25分)
戦前の御車山祭を撮影した映像を読み解く番組。御車山祭の近代史を調べる人は必見です。北海道から3年前に寄贈された古い御車山祭の映像を分析し、戦時中の新聞記事などから振り返りました。高岡御車山祭中継の事前企画。

➡詳細

2016年1月 「DANCE VERSION / TAKAOKA2015 くるみ割り人形」(108分) オーケストラ・アンサンブル金沢と可西舞踊研究所が共演するステージ「くるみ割り人形」が2015年12月25日、市民会館で行われました。「くるみ割り人形」はチャイコフスキーの名作をもとに創作された現代ダンスで、高岡市内のこの年のステージを締めくくる華やかな公演となりました。クリスマスイブの夜に少女が人形遣いと出会い、人形とともにダンスをするなど不思議な一日を体験するという物語で、可西舞踊研究所の子どもを中心に合わせておよそ130人が出演しました。現代舞踊家の坂木眞司さん、ソプラノ歌手の木村綾子さんが特別出演しました。2016年1月に放送。高岡市内5つの文化施設が連携した五環の森プロジェクトの一つ。

「DANCE VERSION / TAKAOKA2015 くるみ割り人形

2015年11月 新高岡市誕生10周年記念式典(30分)

旧高岡市と旧福岡町が合併して新しい高岡市が誕生してから2017年11月1日で10年の節目を迎え、これを祝う記念式典が福岡町のUホールで行われました。記念式典には、石井県知事をはじめ国会議員、市内の各種団体の代表など約300人が出席しました。
髙橋市長が式辞を述べ10年を振り返るとともに「今後は文化創造都市の実現に向けて新たな一歩を進めていきます」と述べました。来賓のあいさつのあと、名誉市民の称号贈呈式が行われ、全国商工会連合会会長で旧福岡町の町長をつとめた石澤義文さんと、鋳金の人間国宝で文化財等修理協会の設立にも尽力した大澤光民さんの2人に名誉市民章が贈られました。このあと10周年を記念して作られた高岡市民の歌「ふるさと高岡」の披露が行われ、女声合唱団どるちえと芳野・国吉の両中学校合唱部が歌い、高岡フィルハーモニー管弦楽団が演奏したました。記念フォーラムでは、市民の歌を作詞した作家の林真理子さんと作曲した作曲家の三枝成彰さん、髙橋市長の3人で高岡の魅力について意見交換しました。式典に先立ち、福岡庁舎前では記念植樹が行われました。

新高岡市誕生10周年記念式典

2015年10月 朗読とバイオリンが奏でる万葉劇「ひとりし思へば~大伴家持・歌の旅~」(135分)大伴家持生誕1300年キックオフ記念事業として10月8日に富山県高岡文化ホールで行われた創作劇を収録し放送しました。家持役を和泉元彌さん、坂上大嬢役を本多真弓さんが務め、高岡西高校合唱部がコーラスを担当しました。タイトルは、「うらうらに照れる春日にひばり上がり心悲しも一人思へば」という春愁三歌のうちの一首。

2015年9月 劇団「喜び」30回記念公演「智恵子抄」(69分)
9月26日に画廊七本すぎで開かれた茶山千恵子ひとり芝居を収録しました。彫刻界で詩人の高村光太郎と妻、智恵子の魂の軌跡を、女優の茶山さんが演じました。 [音楽]涼華

2015年6月 伏木保育園創立90周年 県内で最初の託児所としてつくられた伏木保育園が創立90周年を迎え、これを祝う記念式典が6月28日に行われました。伏木保育園は、港で働く母親たちが十分に育児できない状況を改善しようと地元婦人会の堀田くにが1926年(大正15年)4月に開設しました。記念式典は遊戯室で行われ、約70人が出席しました。堀田くにの後を継いだ堀田光子さんが式辞を述べました。年長児14人が花笠音頭と獅子舞を披露し、祝賀ムードを盛り上げました。この保育園には、青い目の人形(米国生まれのステファン・パルマーちゃん)が大切に保管されています。青い目の人形は1927年に米国から12000体が贈られたとされています。現在全国に約300体、富山県内には6体があり、そのうちの一体がこの伏木保育園にあります。

2015年3月 北陸新幹線新高岡駅開業中継(10時間) 北陸新幹線長野金沢間が3月14日、開業。ケーブルテレビは朝6時から10時間にわたって新高岡駅から9chで生中継しました。朝の4時間は、開業式典や出発式を、午前10時からは南口公園のイベントを中心に放送しました。12chでは、朝5時半から富山駅の生中継を、10時からはテクノドームで行われる「飛越能・食の祭典」をお伝えしました。翌15日も朝10時から南口公園のイベントと、午後4時ごろから市民会館で行われる「高岡第九」を中継しました。

2014年12月 高岡ケーブルネットワーク創立25周年記念番組「大熊・もも香の高岡お宝鑑定局」(29分・ナレーション立川志の輔)北陸新幹線開業直前スペシャルとして制作され、全国25局のケーブルテレビ局で放送されました。民放人気番組「なんでも鑑定団」で知られる富山大学教授(当時)大熊敏之教授と、富山県出身元宝塚女優の内田もも香さんが、山町筋・金屋町・古城公園などを訪ね、さまざまな「お宝」を鑑定しました。また、ご当地グルメや新しいおみやげなども紹介しました。   

2014年9月 音楽朗読劇「万葉ファンタジスタ 大伴家持」(120分)※石黒賢主演

2014年8月5日 「初試走だ!北陸新幹線W7系生中継」(3時間)

2014年1月 新作オペラ「滝の白糸」(140分) 2011年の「高野聖」に続いて、金沢出身泉鏡花原作の創作オペラが1月17日、高岡市民会館で上演されました。作曲は千住明、台本は黛まどか。管弦楽はオーケストラ・アンサンブル金沢。高岡市出身のオペラ歌手、森雅史さん(バス)も南京出刃打ち役で出演しました。高岡・金沢・東京で上演されました。

2013年10月 音楽朗読劇「万葉ファンタジスタ 大伴家持~いやしけよごと~」(113分)※石黒賢主演
2013年9月 映像記録集「伏木神社遷宮200年」
2013年9月 「第30回中田かかし祭ダイジェスト」
2012年10月 「第17回寺町サミットin高岡」(232分)※[基調講演]遠藤幸一高岡市美術館長「若き日の長谷川等伯~北陸での活躍」
2011年12月 オペラ「高野聖」(155分)

2011年11月 金屋町開町四百年記念ふいご祭り

鋳物の神様をたたえ銅器関係者らの繁栄を祈る「ふいご祭」が11月8日、有礒正八幡宮で行われました。

この年は金屋町開町400年を記念し、ふいごを使った昔ながらの方法で銅製の御神鏡を作る鋳造式が初めて行われました。また、神社の拝殿では、火を扱う県西部の鋳物や銭湯業者らおよそ70人が参列して神事が行われました。特別に鋳造に使う火を起こす神事が行われ、鋳造に携わる職人が専用の道具を使って火を起こしました。境内では御神鏡の鋳造が行われ、神事で起こした火を炉の中へ入れました。そして、職人らは炉の中から溶けた銅を取り出し鏡の鋳型に流し込みました。

金屋町開町四百年記念ふいご祭り

2011年6月 「金屋町開町400年御印祭」(60分)【特別付録】やがえふ回想記

高岡鋳物発祥の地、金屋町はこの年、開町400年の節目の年を迎え、住民たちが鋳物師を手厚く保護した加賀藩前田家2代目藩主、前田利長の遺徳を偲びました。6月19日の前夜祭では、千本格子と石畳の町並みで、約700人が弥栄節を踊り、翌20日は厳粛な式典が行われました。3月11日に発生した東日本大震災の影響で、前年の1300人に比べ縮小開催となりました。
昭和60年、祭りムードを盛り上げるために作られた御印太鼓は小学4年から中学3年までの31人(男15人女16人)が披露しました。また、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)御神像が19日に60年ぶりに開帳されました。兼六園に明治13年に建てられた日本最古の銅像といわれている「日本武尊像」が金屋町で鋳造された際、その像の小型木造原型を日本武尊の分霊として祀ったものといいます。

金屋町開町400年御印祭

2011年2月 室崎琴月生誕120周年記念コンサート「音楽絵巻 茜色のオルガン」(130分)

室崎琴月生誕120周年記念 音楽絵巻「茜色のオルガン」が2月20日、高岡市民会館で開かれました。小学生から社会人まで19団体計約400人が出演し、琴月が作曲した曲の中から大正時代の童謡を中心に約30曲を演奏しました。指揮者は長谷部律子さん。

室崎琴月生誕120周年記念コンサート「音楽絵巻 茜色のオルガン」

2010年2月 高岡開町400年映像記録集「時を超え心をつなぐ」(97分)

2009年1月から12月まで行われた開町400年関係イベントを映像で記録した保存版DVDです。高岡市から委託を受けて制作しました。多くの市民が参加したことを記録することを重点に、10年後、20年後にも資料的な価値のある記録集となっています。

①オープニング(2年前~3月)②開幕③築城まつり④春から夏へ(祭り・イベント花盛り)⑤夏本番⑥開町まつり⑦秋たけなわ(祭り・イベント花盛り)⑧エンディング ⑨特典「高岡夢の岡物語」(20分)

9月の開町まつり入城大行進、4月の築城まつり大石曳きの2大イベントは重点的に紹介したほか、市民提案事業27・地域事業36 映像や写真で網羅的に紹介しています。また、利長くんの映像・記念グッズ映像、滝田監督アカデミー賞や菅笠の重要文化財指定、新市長、万葉大橋完成などニュースも盛り込んでいます。2010年2月中旬完成。

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高岡開町400年映像記録集「時を超え心をつなぐ」

2010年2月 国宝瑞龍寺冬のライトアップ~語りかけてくる、瑞龍の夢(10分)

約120の照明で冬の夜空に浮かび上がる荘厳な寺院建築。一面が美しく雪化粧した広い境内に流れる壮大な音楽。国宝瑞龍寺で2010年2月13日、「冬のライトアップ~語りかけてくる、瑞龍の夢~」が行われました。ライトアップは4回目で、寺の成り立ちまでの物語を音楽に合わせて紹介する試みが行われました。

約8分間の物語は、原案を瑞龍寺副住職の四津谷道宏が手掛け、語りを女優で演出家の千賀ゆう子さんと、俳優の上山和宏(小矢部市)が担当しました。曲は、作曲家、山口道明さんのオリジナル曲。高岡の町を拓いた加賀前田家2代目で初代藩主の前田利長。そして利長の菩提を弔うため瑞龍寺を建立した3代目、前田利常。2人の藩主の物語がドラマチックに語られました。2日間の来場者は27000人を数えました。

国宝瑞龍寺冬のライトアップ~語りかけてくる、瑞龍の夢

2009年7月 創立20周年記念特別番組「高岡開町ものがたり」(30分)

北陸有数の商工業都市・高岡。この町は1609年(慶長14年)、加賀藩主・前田利長が加賀・能登・越中の中心に城を築いたことに始まります。それから400年。現在の高岡には、当時の水濠がそのまま残る古城公園や戦国武将の墓としては最大級とされる前田利長墓所など、今も利長と後継者の前田利常が造った誇るべき歴史遺産が数多く残っています。番組では、利長が「高岡」に託した熱い想いを、短い再現ドラマを交えて描きました。国宝瑞龍寺と国史跡の前田利長墓所、高岡関野神社の特別な許可を得てロケ撮影を敢行するとともに、国の有形無形民俗文化財の御車山祭や千本格子の伝統的な町並み・金屋町など、将来に守り継ぐべき文化を映像で記録しました。30分。

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創立20周年記念特別番組「高岡開町ものがたり」

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