壮観劇場
壮観劇場ラインナップ
2023年度
#36 苔の森、満天の星
2024年3月23日から放送
北八ヶ岳の白駒池。標高2115mにある湖へと向かう遊歩道沿いには500種類もの苔が生息する「苔の森」が広がる。貴重な苔に包まれる原生林は、まるで神秘の別世界だ。秋にはドウダンツツジが真っ赤に湖面を染め、夜は星空を独り占め…。四季折々に魅せる原生林を辿る。(エルシーブイ・長野県)
#35 炎のもとに集いし伝統
2024年2月24日から放送
大分県の国東半島には1300年続く“火を使った仏教文化”がある。その一つ「修正鬼会」は、松明に火を灯した鬼が参拝者を加持祈祷して回るもの。また国見町には、地域住民が一丸となって竹の棒で巨大な松明を建てる文化が存在する。「炎」を軸に、国東半島の伝統行事を描く。(大分ケーブルテレコム)
#34 離島の巨樹古木
2024年1月27日から放送
国境の島・対馬には高さ22m、幹回りなんと14mという巨大なイチョウや、神社の本殿の下へまるで龍のように地を這い、見えているだけでも14.1mという根を持つ松がある。一方、五島列島にはアメリカ人に伐採の危機を救われた古木が…。巨樹古木の不思議な生命力に迫る。(長崎ケーブルメディア制作)
#33 魂揺さぶる!播州の秋祭り
2023年12月23日から放送
古代ローマの野外劇場のような、すり鉢状の桟敷に観衆が集う。播州の秋を勇壮に彩る「灘のけんかまつり」。舞台上には匠の彫刻を施し、煌びやかな飾り金具を纏った豪華絢爛な祭り屋台が荒々しく練り競う。飛び交う怒号と力声…そこにみえるのは圧倒的な“群衆の美”だ。(姫路ケーブルテレビ制作)
#32 幻の橋 タウシュベツ川橋梁
2023年11月25日から放送
“神々が遊ぶ庭”と呼ばれる大雪山国立公園。麓にあるタウシュベツ川橋梁は、季節によって湖面の水位が変わり、その姿が見え隠れするため「幻の橋」と呼ばれている。長く人々を支えてきたこの橋は厳寒期、湖水が凍結による膨張と解凍を繰り返し、年々朽ち果ててきている。(帯広シティーケーブル制作)
#31 色彩の丘 コキアとネモフィラ
2023年10月28日から放送
国営ひたち海浜公園「みはらしの丘」。春はネモフィラが彩り、空・海・丘の3つの青が一つにとけあう。また、夏から秋にかけてはコキアが緑~赤~黄金色へと移りゆく。四季を通じて、花と緑の職人たちが織りなす美しい風景が人々を魅了する。その景観の秘密に迫る。(茨城・JWAY制作)
#30 東洋のグランドキャニオン
2022年9月23日から放送
夕陽に浮かび上がる白亜の断崖。全長500mという北海道乙部町の滝瀬海岸は「東洋のグランドキャニオン」とも呼ばれている。そして乙部町の森に佇む「縁桂」。2本の桂の木が枝で繋がり一体となった北海道でも有数の巨大樹だ。見る者はその迫力とエネルギーに圧倒される。(NCV函館制作)
#29 桜エビと冷凍マグロ
2022年8月26日から放送
富士山を望む三保湾の自然の地形を活用した巨大な清水港は、長崎港・神戸港と共に“日本3大美港”といわれる。迫力ある冷凍マグロの水揚げや、駿河湾を行く桜エビ漁の船団…さらには富士山のお膝元で行われる桜エビの天日干しなど、清水の港だけが作り出す情景を堪能する。(静岡・TOKAIケーブルネットワーク)
#28 散居村と赤・白・黄色
7月22日から放送
水に浮かぶ孤島のように家々が点在する富山県砺波平野の散居村は、国内最大規模。一帯がオレンジ色に染まる散居村の夕日は人々が待ちわびる絶景だ。また、富山県はチューリップの球根出荷量日本一の産地だが、始まりは砺波市で育てられたわずか10球の球根だったという。(となみ衛星通信テレビ制作)
#27 高千穂峡谷と幻の鉄路
6月24日から放送
かつて九州を横断する幻の鉄道計画があった。熊本側には難工事により建設が止まった長大な高森トンネル。宮崎側には鉄道では高さ日本一を誇る巨大鉄橋が、廃線後も町のシンボルとして佇んでいる。観光鉄道として復活したトロッコや沿線の高千穂渓谷の絶景と共に伝える。(宮崎・ケーブルメディアワイワイ制作)
#26 熱気球と渡良瀬遊水地
5月27日から放送
栃木県にある国内最大の渡良瀬遊水地は、首都圏にあって季節を問わず熱気球を飛ばせることから、多くのパイロットが訪れる。全国からおよそ30機が集まるバルーンレースや、夜空に映えるバルーンイリュージョンなど、渡良瀬遊水地の雄大な風景と熱気球の魅力を追う。(栃木・ケーブルテレビ制作)
#25 巨大船舶と躍動する港
4月22日から放送
通称・富山新港は、日本海側では新潟港とともに「国際拠点港湾」に指定され、地域のインフラや物流を支える。巨大なタンカーやコンテナ船の入港、そして陸揚げ用クレーンの運行、さらに「海の貴婦人」と称される帆船・海王丸の優雅な姿を織り込みながらダイナミックに描く。(ケーブルテレビ富山制作)
2022年度
#13 岡山・高梁 雲海と天空の山城
4月23日から放送
備中の小京都と呼ばれる岡山県高梁市。備中松山城は、天守が現存する日本唯一の山城だ。条件が揃えば、この城が雲海に浮かぶ絶景を拝むことができる。雲海のメカニズムや出現率の高い理由を紐解きながら、貴重な史跡が残る「天空の山城」の天守を目指す。(吉備ケーブルテレビ制作)
#14 夢の跡 炭鉱の島
5月28日から放送
長崎県に残る儚くも美しい炭鉱の島々。永の島には漏斗のような円錐形の建造物が残り、九州最後の炭鉱の島・池島には幾何学的なデザインの炭鉱住宅が並ぶ。さらに、日本で初めて軍艦島の3Dデータ化に成功した研究者に同行し、世界遺産の島を活写する。(長崎ケーブルメディア制作)
#15 深夜の成田国際空港
6月25日から放送
海外81都市82路線が乗り入れる成田国際空港。広大な滑走路で深夜に行われる任務がある。機体洗浄、そして離着陸や地上走行を支援する航空灯火14600灯の点検だ。さらに最新テクノロジーを搭載した航空機の点検整備を取材。空の安全を守る舞台裏に密着する。(広域高速ネット二九六制作)
#16 伊勢-熊野 魂の巡礼
7月23日から放送
伊勢から熊野へ向かう熊野古道伊勢路は、伝説に彩られた数々の史跡旧跡が無数の石畳の峠道に連なっている。深緑の石畳の道や峠に残る伝説や巡礼の面影を4K映像で記録し、紀伊半島のダイナミックな自然やこの地に息づいた信仰の歴史を追いかけていく。(ZTV伊勢放送局制作)
#17 黒部峡谷に響く春の足音
8月27日から放送
雪解け水や動物の声…春先、至る所から聞こえる“はじまりの音”。自然が長い年月をかけて刻み込んだ黒部峡谷と日本屈指の山岳地帯を走る黒部峡谷トロッコ電車に目を向けながら、様々な場所から聞こえてくる「音」に着目し、峡谷の美しい春を伝える。(ケーブルテレビ富山制作)
#18 佐賀関伝統漁一本釣り
9月24日から放送
大分と愛媛の間にある豊予海峡は別名・速吸の瀬戸(はやすいのせと)、潮流の速さで知られている。この海域に乗り込む一本釣り漁師は、糸を引くのも腕の力だけで機械は一切使わない。会社員から転身し荒波に挑む漁師の姿と大自然が織りなす情景を4K映像で追う。(大分ケーブルテレコム制作)
#19 九州最後の秘境 大崩山
10月22日から放送
急峻な山と深い渓谷…特異な景観と豊かな自然があふれる宮崎県北地域。中でも登山の難易度が高く交通アクセスも悪いため「九州最後の秘境」と呼ばれるのが大崩山だ。新緑にそびえ立つ真っ白い岩峰やコバルトブルーの川…絶景と神秘を4K映像で伝える。(宮崎・ケーブルメディアワイワイ制作)
#20 その心意気 手筒花火
11月26日から放送
直径10cm長さ80cmほどの孟宗竹に縄を巻き、火薬を詰めて吹き上げる東三河地方伝統の手筒花火。地元の花火衆が自ら作った筒を抱えながら揚げる姿は勇壮で、火柱は10数mにも及ぶ。年間4千人以上が揚げるという手筒花火発祥の地、豊橋の迫力ある映像を披露する。(愛知・豊橋ケーブルネットワーク制作)
#21 日の立ち昇るところ、領内一
12月24日から放送
「日の立ち昇るところ領内一」水戸光圀の言葉から生まれた日立市。モダン駅舎として名高い駅舎から臨む日の出はまさに壮観。また海岸線の断崖絶壁には長良川など全国の鵜飼地にウミウを供給する日本唯一の捕獲場がある。
国内に3人しかいない技術者の捕獲の瞬間は必見だ。(茨城日立・JWAY制作)
#22 滝と紅葉と大イチョウ
1月28日から放送
北海道に全国一の面積を誇るブナの原生林がある。それを裂くように落ちる滝と紅葉。一方、信州の湖畔には1万本のもみじが輝く。「湖底に沈む故郷を人々の心に残したい」とダム建設で移住を余儀なくされた住民が苗木を植えると、20年後には地域を代表する景勝地となった。さらに三重県南伊勢町には閉校した小学校の敷地にライトアップされた大イチョウの姿…列島の錦秋を4Kカメラとドローンでたどる。(ニューメディア 函館センター、伊那ケーブルテレビジョン、ZTV伊勢放送局3局制作)
#23 wonder!工場夜景都市
2月25日から放送
産業都市として日本経済を牽引してきた四日市市が今、幻想的な景観を堪能できる工場夜景都市として注目を浴びている。昼間は力強い威容で、夜は幻想的な輝きで人々を魅了するコンビナート。近年の工場萌えブームで「聖地」とされる地を、夜景を中心に陸・海・空から臨む。(三重・シー・ティー・ワイ制作)
#24 鳥たちの楽園
3月25日から放送
長崎県の南部、諫早の干拓地は渡り鳥の飛来地だ。冬の使者とも言われるツルの多くは長崎を中継地として鹿児島県出水市に向かう。「万羽ヅル」と言われる巨大な群れが餌をついばみ、朝焼けに飛び立ち、出水の空を舞う美しさは圧巻。鳥たちの楽園とそれを見守る人々を描く。(長崎ケーブルメディア制作)
2021年度
2021年4月放送開始
1 男女群島とクジラの寝姿
鳥の重要な生息地である長崎県の男女群島。ある日、沖合で水中撮影に挑むと“立ったまま眠るクジラ”の貴重な姿をとらえた。ここには、浅い海にはいないはずのマッコウクジラが現れるという。(長崎ケーブルメディア 制作)
2 ダリアの神様と秘密の花園
千以上の品種を生み“ダリアの神様”と称される父・幸治と新進気鋭の息子・康二。「魔性の花」と呼ばれるダリア開発に密着。神秘の色が生まれるまでの過程と開花の瞬間を4K映像が解析する。(秋田ケーブルテレビ 制作)
3 切り拓け!天空への一本道!高さ20mの雪壁を築く
春…高さ20mの巨大な雪の壁に挟まれて観光バスが行く立山黒部アルペンルート。3か月かけて人知れず除雪作業を行う専門集団に密着取材が許された。立山の四季、その大自然と共に描く。(ケーブルテレビ富山 制作)
4 消えた町と米子大瀑布の四季
かつて硫黄の採掘で賑わった町が消え静寂が訪れた谷あいに、幾筋もの大きな滝が轟音と共に流れ落ちる。豪雨災害の影響で入ることができない瀑布群の絶景を四季折々ドローン映像で届ける。(Goolight・長野 制作)
5 巨大橋梁が架かる瞬間!
国内最大級の巨大クレーン船が支間長250m、重さ2900tの橋を架ける。風と潮に左右される洋上の作業には、確かな技術に裏打ちされたプロたちの仕事があった。四国横断自動車道にかかる巨大橋梁工事の1日を追った。(ケーブルテレビ徳島 制作)
6 潜入!米軍厚木基地― 遺る昭和の面影
礼拝堂として使われているかつての武道場には今も昭和の面影が残るという。日本の中のアメリカ…アメリカの中の日本…互いの文化が同居する場所、米軍・厚木基地に4Kカメラが入った。(ジュピターテレコム 制作)
-
2021/04/01
壮観劇場ラインナップ