老子製作所で梵鐘の初吹き

2020/01/14 ~放送

戸出栄町の老子製作所で8日、ことし初めて梵鐘を鋳込む
「初吹き」が行われました。

老子製作所はおよそ200年前の天保年間から続く銅器メーカーで
梵鐘の国内シェアは6割以上を占めています。

ことし初吹きされたのは、氷見市の浄土真宗本願寺派の
明善寺から依頼を受けた高さ1メートル38センチ、口径75センチ、重さ525キロの梵鐘です。

この日は、山嵜正真住職と門徒などおよそ10人が立ち会い、
梵鐘の文字や絵柄を確認したあとお経を唱え、作業の安全を祈りました。

このあと、職人たちが「取鍋」と呼ばれる専用の容器をクレーンで釣り上げ、
およそ1100度に溶かした銅とスズの合金を鋳型に流し込みました。

今回鋳込みが行われた梵鐘は、浄土真宗の宗祖の
750回忌記念としておよそ70年ぶりに新調されたもので、
京都・西本願寺の梵鐘と同じ文字が入れられているということです。

梵鐘は、このあと丸1日冷やされ、磨きや着色の作業が行われたあと、
ことし3月に納品されるということです。

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